米軍はかつてベトナム戦争で、枯葉剤を使用し保管している危険性を、駐屯地住民にも米兵にも公表しませんでした。いま、ようやく日本でも問題の目が向けられ始めた有機フッ素化合物についても、日米両政府がともに知らぬふりを続けたことによる健康被害の拡大が懸念されています。
大きな公害の原因になったことから有名なPCBは、それを持ち込んだ米軍が責任を持って処分するのが大前提であるはずですが、税負担をしている人々に隠れて日本政府が肩代わりをしていることが判明しました。
住民を欺き続ける国のやり方を、いつまで続けさせるのでしょうか。
【沖縄】 <社説>日本が米軍PCB処分 米軍の責任で撤去させよ 出典URL → 【琉球新報】 2023年8月20日 https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1769339.html